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国立高度専門医療研究センター 医療研究連携推進本部

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Cardiac imagingを用いて心房細動の発生および維持機構の解明に挑む

研究概要

心房細動は心不全や脳梗塞の原因となる不整脈であり、カテーテルアブレーションは有効な治療方法の一つです。心房細動の発生につながる電気的興奮は、主に肺静脈起源であることが明らかとなっており、肺静脈隔離術(PV isolation)が唯一確立されたアブレーション手法として挙げられます。持続性心房細動においては、左心房の拡大や心筋変性がみられることが多く、PV isolation単独での治療成績は不十分であると報告されております。これまでbeyond PV isolationと呼称される追加治療戦略の有効性が検討されておりますが、未だ確立されたエビデンスは乏しい状況にあります。心房細動は加齢とともに有病率が増加するため、難治性心房細動の発生および維持機構の解明は、高齢化社会における国民の健康に関わる重要課題であると考えられます。

近年、心筋変性部位の局在と不整脈基質との関連が着目されており、従来の電位指標とは異なる、imaging guideの新たなbeyond PV isolation戦略の開発が期待されている。本研究の目的は、cardiac imagingを用いて心房細動の発生および維持機構を解明することにあります。

研究のイメージ図

ポンチ絵

期待される効果

得られた知見から、新しい心房細動に対するカテーテルアブレーション治療戦略を提案できる可能性があります。

主任研究者

岡 怜史(国立循環器病研究センター 心臓血管内科部門 不整脈科 医師)

岡怜史

分担研究者

【国立循環器病研究センター】
副院長 心臓血管内科部門 不整脈科 部長
草野 研吾

【国立健康危機管理研究機構】
メディカルゲノムセンター 遺伝子診断治療開発研究部 上級研究員
富所 大輝